引越し=人生

小さい時から、父の転勤で引越しばかりしていた私。引越しというと、私の人生そのものを表しているような気がします。引越しが決まって、荷造りを始めるときの不安と期待。赤ちゃんの時から引越しはしていましたが、記憶に残る最初の引越しは、小学校2年の終わりでした。友達と別れるのが辛くて、泣きながら荷造りをしていました。小学校の遊具で、3年生からしか遊んではいけないと言われていたちょっと高度な遊具があって、2年生の終わりの引越しの直前に、親友と、一緒にできるのはこれが最後だからと内緒でその遊具で遊んだのは忘れられません。それから小学校は3つ経験しました。引越しが決まるたびに、体の調子が悪くなり、たぶん神経性のものだと思うのですが、トイレにこもっていた私に、母がまたかいという顔をしていたのが印象的でした。好きで引っ越すわけじゃないのに、と思っていました。私は目立つのがすごく嫌な内気な性格だったので、転校するたびに、みんなの注目の的になるのが嫌でたまらなかったのです。そのうち、みんなの前で自己紹介するのにも慣れてきました。その地方の方言を覚えるのも得意になりました。本当は内気なのに、社交的なふりをして、どんな人にも対応できるようになりました。でも無理があったと思います。大人になってからの私は、どれが本当の自分か分からなくなりましたから。結局はおとなしい私が本当の私だと分かるまで、30年かかりました。大人になってからも色々な事情で引越しは経験しました。子供の時と違って、自分で何もかも準備しての引越しです。引越しってこんなに大変なんだなぁと思いました。引越し屋さんとの値切り交渉から始まって、引越し当日の仕切り、荷造りと荷解き、近所へのごあいさつ、色々な手続きなど、することが山のようにあります。引越しはエネルギーがいります。新しい住居を探すのは、しかし、うきうきして楽しいものです。家さがしにも色々あって、まだ前の人が住んでいるのにそこにお邪魔して見学する、というのも体験しました。その逆も体験しましたが。引越しは、引越し屋さん選びも重要です。丁寧に運んでくれるところでないと、傷をつけられたりします。後でもめたくないので、大事なものは、最初に注意してもらうように言っておいたほうがいいかもしれません。引越しは、エネルギーがいります。人生を変えると言っても過言ではないと思います。

サブページ

  • TOP
  • 引っ越しもいいことがあると思います。
  • 引越し=人生
  •